第18回アマチュア竜王戦の全国大会で『将棋ソフト激指』が見事予選1回戦、2回戦を勝って本戦に進出しました。

今回は都道府県予選を勝ち抜いた54人(つまり県で一番強い人の集まり)と前回優勝者のほか、特別招待としてコンピューター将棋ソフト「激指(げきさし)」が初めてアマの全国大会に参加するということで話題になってました。PCの操作者が選手と対戦する普通の人にソフトの指し手を教えて指す方式です。

『 激指』は先月行われた第15回世界コンピュータ将棋選手権で優勝。1秒間に50万手の局面を先読みする能力があり、アマ五段に近い棋力があるといわれています。詰め将棋の分野では、もうプロもかないません。


10年ほど前までは、将棋ソフトはこちらが定跡にない予想外の手を指すと、戸惑ってしまって狂ったような手を指すことがありましたが、開発者の必死の努力で、今では、アマチュアの強豪でも勝つのは至難の技です。現在のソフトの弱点はあまりに多くの手を読みすぎるために、PCが手の選択に迷ってしまう点にあるそうです。

過去10年間にこれだけ強くなったことから、ソフトがアマ竜王になる日は割と近いような気がします。(私見では5年以内)ソフトが将棋のプロを負かす日も迫っています。それがいつなのか。その時プロは職を奪われるのか。将棋の魅力が半減するのか。

ソフトの強さは
1.感情に左右されない。(この野郎とか、あ、しまったなどと思わない)
2.詰み筋が出たらそれを逃すことがない。
3.うっかりミスがない。
という点にあると思います。


千変万化の魅力も、万変億化が可能なPCによってきわめて無機質に解明されてしまって手品と同じで、種を知ってしまうと魅力がなくなることなきにしもあらずです。

そのうち人を好きになるメカニズムなども解明されちまって人類は恋をしなくなることになったら大変ですね。遺伝子の配列が特許化されて、生まれてみたらあなたという人間はすでに特許を取られています、なんてことになったら、どうしたらいいんでしょう。人間知らないことがあってこそ生きていけるんですか。

伊藤

 

| HOME | About Us | 新規入会・更新Schedule | Mailing List |
| Video Library | Member's List | What's Happening | 青リンゴ | Blog |
コンタクト
虫喰いリンゴの会について
Webmaster